亀有・青戸周辺

青戸平和公園

平和祈念塔
平和祈念塔

昭和61年、国際平和年に際し、非核平和祈念塔が当公園に建立。これを機に、以前の公園名
「青戸公園」から「青戸平和公園」に改名される。「非核平和都市宣言」のプレートや広島や長崎の
原爆の放射能をあびたレンガなどが展示され、折鶴の献架もされている。
 毎年、夏に「非核平和祈念のつどい」が行われる。
平成元年に広島及び長崎にちなみ公園内に植えられた “くすのき”と“くろがねもち”の木に、今年も
区長・区議会議長・区議会総務委員長・葛友会会長・葛友会副会長・葛友会理事長・中青戸保育園
・青戸保育園の園児代表などが献水を行い、これらの木がすくすくと丈夫に育ち、核兵器のない平和
な世界が実現することを祈念した。

 
住所 東京都葛飾区青戸4-23-1
電話 03-3694-2474(公園管理所)
交通手段
京成線「青砥」駅から徒歩約8分


東京都の原爆被害者の団体、一般社団法人東友会が品川区の東海寺に45年前に建立した「原爆犠牲者慰霊碑」を葛飾区立青戸平和公園に移し、7日除幕した。碑前で「追悼のつどい」が営まれ、参列者は核兵器廃絶への思いを新たにした。 

 鶴が翼を広げた姿を模した万成石の碑は、高さが中央部で約2メートル、幅約3メートル。「われら生命(いのち)もて ここに証(あか)す 原爆許すまじ」と刻み、台座に広島、長崎の被爆石が埋め込まれている。 

 被爆者が身近に参拝できる場所として、1965年に関係者のつてで東海寺に木碑を建立し、67年に石碑を建てた。公共の場所への設置を求める声があり、被爆者が高齢化する中で移設先探しを急ぎ、平和行政を進める葛飾区が受け入れた。移設費約450万円は国と都が計4分の3を補助した。 

 48回目の慰霊行事となる「つどい」も今回から都の委託事業として開いた。約250人を前に、飯田マリ子代表理事(81)は碑の移設に感謝し「核兵器を世界から一日も早くなくそう」とあいさつ。参列者が折り鶴を手向けた。(岡田浩平) 

(2012年10月8日朝刊掲載)


亀有香取神社  千代田線亀有駅徒歩6分

 

 

亀有香取神社は、建治2年(1276)本宮の分霊を勧請して創建したと伝えられます。江戸時代には亀有村の鎮守となっていた他、太平洋戦争終戦まで村社に列格していたといいます。漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』にも登場するこの神社は、鎌倉時代創建の亀有の総鎮守。勝負・開運厄除・足腰健康にご利益がある。毎年9月の例大祭は、神輿や多くの屋台で賑わう。境内にある国旗掲揚塔(写真)